初めて山手線有楽町→京葉線東京駅に乗り換えした話
先日、表参道→舞浜へ向かう用事があった。
表参道から舞浜へと向かうには、いろんな行き方があるが、今回は東京駅で山手線から京葉線へ乗り換えるルートを選択。
みなさんは東京駅での山手線→京葉線乗り換えがめちゃくちゃ遠いと思ったことはないだろうか。実際遠い。めちゃくちゃ遠い。
(調べてみたら、どんなに頑張っても8分はかかってしまうらしい、、、。)
頑張って8分、要は10分なんて。一つの駅の中で乗り換えにかける時間じゃない。
実際、この京葉線ホームは、地図で見ると東京駅よりもお隣の有楽町駅の方が近いくらい。
そう、有楽町から近いのである。
実はこの乗り換え、有楽町駅からも可能なのを知っている人はどのくらいいるだろうか…。
品川方面から東京駅方面へ来る人限定になるが、
特例的に「有楽町駅から京葉線東京駅へ乗り換え」が認められている。
今回はその方法を使った乗り換えを人生で初めてやってみたら、物凄い秘密結社感溢れる乗り換えをしてしまった、という話。
■まずは京橋口で駅員さんから秘密のチケットをもらう
以前ネットのどこかで乗り換えられる、ということをみていたが、それ以上の情報は一切ない。
どこから乗り換えられるのかもわからなかったので、とりあえず駅員さんがいる改札へ。
私「ここから東京駅の京葉線に乗り換えたいんですけど」
駅員さん「でしたら、一度ホームを上がってもらって、ず〜〜〜〜っと行った先にある『京橋口』で券を配布しているので、そちら行ってください」
都心の駅だと、最低限のエネルギーで稼働している駅員さんもいる中、ちょっと優しい駅員さんで和んだ。(擬音の多さと鈍りから多分関西人なんだろうな)
ともあれ、京橋口で乗り換えられると言う情報を得たので、ホームの端から端まで移動し京橋口へ。
そこで事情を説明し、駅員さんがsuicaの入場記録をチェックしてから券を渡してもらった。
■東京国際フォーラム側へ進む
ネットで情報を探しつつ、おそらく東京駅側へ進めば問題ないだろう、ということで、東京国際フォーラム側の出口へ進み、そこからフォーラムを横目に直進。
『有楽町駅からは、「東京国際フォーラム東」の交差点を渡らず、そのまま右へ』との情報を信じて進んでみたところ、そこは明らかに高架下。
こんな場所に入口なんてあるのか・・・?
落書きがされていたりと正直あまりきれいではない高架下を不安になりつつ通り過ぎると、ここで一緒にいた妹からさらに不安になる情報が。
「なんかめっちゃわかりにくい入口らしい」
ただでさえ、絶対に入口なんてなさそうな道なのに、そんな、、、と思っていたところに、それは唐突に現れた。
■めちゃくちゃ公衆トイレっぽい入口
本当に、マジで唐突。
人ん家?交番?公衆トイレ?ってくらい突然現れた開口部にはなんと「東京駅」の文字が!!!!
え?まじ?国際フォーラムのすぐ真横だよ?東京駅から遠くない?
とはいえ、ネットの情報を信じて階段を降りることに。。。
降りる
降りる、、
降りる、、、
めちゃくちゃこの階段長くない?
途中人とすれ違わなかったら、間違えてbackroomsの世界に入り込んだんじゃないかと錯覚して泣くとこだったわ。
あとめちゃくちゃな曲がり方してる。
きっといろんな事情があってこの経路になってるんだろうなあ、とマイクラのマイニングを思い出しながら思った。
■そしてついに東京駅へ・・・!
長く不気味な通路を折り切った先、唐突に明るい光に包まれた床が見えてきた。
そう、東京駅へ入れたのである・・・!
そして目の前には改札が!やっと入れる!券を駅員さんに渡そう!!
と思ったところ、、、
■改札には駅員さんがいない
改札には駅員がおらず、インターホンで対応する形式になっていた。
チケットをもらって、無線越しに会話をして入場する、これだけ書くとなんか秘密結社感ない?????
インターホン前には他の人がいたので、ひとまず券売機横のインターホンへ
(生まれて初めて駅のインターホン鳴らしたわ)
■いざインターホンで駅員さんと通話!
インターホン鳴らすと、呼び出しコールがなって駅員さんが出てくれる。
駅員「はい」
私「あの、有楽町から東京駅の京葉線に乗り換えをしたいんですが、有楽町駅では乗り換え券を既にもらっているんですが、どのように改札を通れば良いでしょうか」
(実際はもっとしっちゃかめっちゃか)
駅員「はい、でしたら〜・・・」
ここで後ろの先輩駅員さんに確認の声が聞こえる。まあ、あんまりない対応だよね、、、
駅員さん「(すみません! これって改札通ってもらうときはインターホン対応で大丈夫ですか!? 大丈夫だよ! 箱に入れてもらって・・・)
・・・お待たせしました、そうしましたら、お客様からみて左手側の改札のインターホンでの対応になりますので、一度こちらを切ってそちらで対応させていただきます」
ということで、改札側のインターホンを鳴らしに。
(呼び出し音)
駅員さん「あ、先ほどのお客様ですよね」
私「そうです」
駅員さん「はい、ありがとうございます。乗り換え券をインターホンの横の箱に入れて貰えば、そのまま入場して大丈夫です。
いまゲート明けますね〜」
ということで、無事にインターホンで駅員さんに対応してもらい入場できました。
これにて乗り換え完了!!!
■正直、裏で暗躍している組織感があってテンション上がった
ということで、
秘密のチケットをもらい、不気味な通路を折り続け、地下で無線通話、そのまま遠隔操作で入場させてもらう、という貴重な経験を
山手線有楽町駅→京葉線東京駅でさせてもらった。
こんな経験なかなかないので、試してみたい人は是非。
ちなみに、結構迷ったけど予定通りの電車には乗れました。
乗り換え所要時間はスムーズにいけば5分くらいだから、東京駅乗り換えするよりは早いかも?